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FAQ

Q&A

BveEXの導入について、何かご不明な点がありましたでしょうか? このページではよく頂く質問への回答を掲載しています。

解決できなかった場合は

開発者やユーザーに直接質問ができる、Discord BveEXコミュニティを開設しました。
BveEXを使用している、またはBveEXに興味がある方ならどなたでも参加可能です。お気軽にご参加ください!

INDEX

ユーザー向けQ&A

車両・路線データ作者向け

上のユーザー向けQ&Aも併せて参照してください。

プラグイン開発者向け

上のユーザー向けQ&A、車両・路線データ開発者向けQ&Aも併せて参照してください。

ユーザー向けQ&A

BveEX本体のインストール方法を教えてください。

解説ページを作成しましたので、そちらをご参照ください。

BveEX対応車両・路線の導入方法を教えてください。

別途BveEX本体のダウンロードが必要です。また、BVE5で使用する場合はさらに追加で作業が必要です。

BveEX本体は車両・マップには同梱されていません。ダウンロードページから最新のBveEXをダウンロードしてください。

またexeインストーラー版以外をお使いの場合、BVE5ではそのままでは動作せず、BVE本体に簡単な加工をする必要があります。詳しくは「BVE5でBveEXを使用するには」をご参照ください。

BveEX対応車両・路線を、BveEX本体を導入せずに遊ぶことはできますか?

BveEX本体を導入しなくても動作する場合があります。

BveEX本体が導入されていない状態では、車両や路線に埋め込まれたBveEXプラグインはただ全く読み込まれなくなるのみで、車両・路線データが完全に読み込めなくなることはありません。 そのため、BveEXプラグインによる追加演出はされなくなるものの、ある程度の水準では動作するケースが多くあります

BveEX本体を導入できない事情がある場合は、まずは希望のデータがBveEX本体未導入でも動作するかどうか一度試してみることをお勧めします。

BveEX未導入ではデータが一切動作しなくなるケースの例

BveEXプラグインと通常のATSプラグインとの間でデータのやり取りをしている場合などでは、ATSプラグイン側の実装によっては読込自体が失敗してしまうこともあります。

車両・路線の利用規約を確認しましょう

もしデータが読み込めたとしても、BveEXプラグインが実行されていない状態というのはすなわち作者からすればデータを不完全な状態でプレイしていることになります。
データの利用規約によって、そういった不完全な状態でプレイした動画のYouTubeなどへの投稿が禁止されていたり、あるいは不完全な状態でプレイすること自体が禁止されている場合もありますから、 規約をしっかり読んで禁止事項に抵触しないようにしましょう。

BveEXプラグインが動作しません。

使用しているBVEにBveEX本体がインストールされていない場合、BveEXプラグインは動作しません。

BveEXプラグインは単体で動作するものではなく、動作にはBveEX本体のインストールが必要になります。BveEX本体は当サイトよりダウンロード可能です。

BveEX本体が読み込まれているかどうかは、右クリックメニューに「BveEX バージョン情報・プラグイン一覧...」という選択肢が存在するかどうかで判断できます。

BveEX本体をインストールしているにもかかわらず、右クリックメニューに選択肢が現れない場合

以下の「A2」をご参照ください。

BveEX本体が有効化されていません。

右クリックメニューから「設定...」を選択し、入力デバイス一覧から「BveEX」にチェックが入っているかどうかご確認ください。

本来はインストーラーによって自動で有効化される仕様なのですが、一部環境にて正しく設定されない問題が報告されています。

BveEX本体をインストールし、かつ有効化しているにもかかわらず、BveEXプラグインが読み込まれない場合

以下の「A3」をご参照ください。

そのBveEXプラグインを読み込む設定になってない可能性があります。

拡張機能の場合

Input Devices\BveEx\バージョン番号\Extensions フォルダ内にそのBveEXプラグインが配置されているかご確認ください。

車両・マッププラグインの場合、または拡張機能で配置場所が正しい場合

BveEXプラグインや車両・路線データの不具合の可能性があります。BveEXプラグインの開発者、データの作者にお問い合わせください。
BveEX本体の不具合である可能性が高い場合はサポートよりお問い合わせください。

特定のBveEXプラグインが読み込まれているかどうかは、右クリックメニューから表示できる「BveEX バージョン情報・プラグイン一覧」ウィンドウから確認が可能です。

BveEXはBVE5にも対応していますか?

BVE5.8 (Version 5.8.7554.391) 以降に限り、BVE本体に簡単な加工をすることで動作します。

詳しい方法は「BVE5でBveEXを使用するには」をご参照ください。

exeインストーラー版をお使いの場合、この手順は原則不要です

ただし、お使いのPCの設定などによっては必要となる場合があります。

BveEXを導入したところ、他の入力デバイスプラグインが動作しなくなりました。

その入力デバイスプラグインに対してもゾーン識別子の削除を行ってください。

入力デバイスプラグインにゾーン識別子が残存していると、それまではエラーが発生していなくても、BveEX併用時にエラーとなる場合があります。
そのプラグインのDLLファイルのゾーン識別子も削除してください。方法はBveEX本体のゾーン識別子を削除する際と同様です

BveEXはBVEの実行ファイル (exe) を書きかえますか?

BveEXを使用してもBVEの実行ファイルは一切書きかえられません。

BveEXはBVEの実行ファイルを一切書きかえることなく動作します。ご安心ください。

BveEXを一度使用したBVEでは、従来のATSプラグインを読み込めなくなりますか?

全ての従来のATSプラグインを引き続き読み込むことができます。

BveEXはBVEの実行ファイル (exe) を書きかえますか?」で説明した通り、BveEXはBVEの実行ファイルを一切書きかえることなく動作します。 そのため、従来のATSプラグインが動作しなくなるようなことは一切ありません。

営利目的でない、文化祭や運転会などのイベントでBveEXを使用することはできますか?

ご利用いただけますが、可能であれば事前にご連絡ください。

トラブル防止のため、やむを得ない場合を除いてはTwitterのDM、DiscordのDM、メールのいずれかでご連絡いただけると助かります。
ご要望によっては制作途中のプラグインなどを提供できる場合もあります。

ご連絡の際は、必ず以下を明記するようにしてください。

  • 団体名
    • 例:○○高校鉄道研究部
    • 個人が主催するイベントの場合は、主催者名(ハンドルネーム可)
  • イベント名
    • 例:○○祭、○○運転会
  • イベントの開催日

参加者を一般に募らない仲間内のイベントで使用される場合は、事前連絡は不要です(もちろん連絡くださってもOKです)。

BveEXを商用利用することはできますか?

原則として利用可能(条件付き)ですが、まずはお問い合わせください。

技術面やライセンスについての相談、また要件に合わせてプラグイン・その他ソフトウェアの開発も承りますので、 サポートに掲載のメールアドレスまでご連絡ください。

"BveEx"と"BveEX"、どちらが正しい表記なのでしょうか?

ソフトウェアの名前としては"BveEX"が正しいです。ただし、コード・フォルダ名・ファイル名として使用する場合は、C#の命名規則に則って"BveEx"と表記します。

略語の大文字・小文字の決定方法について、C#の命名規則ではざっくり要約すると以下のように定められています。

  • 略語は2文字の場合は全て大文字 (例:"IO" "DB" "IP")、3文字以上の場合は頭文字のみ大文字 (例:"Dll" "Xml")。
  • ただし、単語の先頭何文字かをとった略語の場合に限っては、2文字であっても頭文字のみ大文字 (例:"Id" "Ok")。

BveEXの"EX"は"EXtend" (拡張する) の意がメイン、すなわち「単語の先頭何文字かをとった略語」に該当します。そのため、コードにおいては"BveEx"と表記しています。
また、BveEXではファイル、フォルダも原則C#の命名規則に則って命名しているため、それらの名前でも同様、"BveEx"と表記しています。

BVEの内部を操作することには、倫理的な問題がありませんか?

BveEXはmackoy氏、Rock_On氏の許諾を得て開発しています。

開発の際mackoy氏、Rock_On氏には

で認識が一致し、公認をいただきました。

リンク切れ防止のため、必ずトップページへお願いします。

URLが変更となる場合がありますので、リンクを貼られる際は必ずトップページ(https://bveex.okaoka-depot.com/)へお願いします。
その際、事前の連絡は不要です(もちろん連絡くださってもOKです)。

また、バナーがご入用の際はこちらをご利用ください。

(300×60px、SVG形式)

車両・路線データ作者向けQ&A

上のユーザー向けコンテンツも併せて参照してください。

車両データで、BveEX車両プラグインと従来のATSプラグインを両立させることはできますか?

DetailManagerなどで従来のATSプラグインと両立させることができます。

BveEXはあくまでも1つの入力デバイスプラグイン (入力デバイスプラグイン版の場合) あるいはATSプラグイン (ATSプラグイン版の場合) として実装されています。 そのため、BveEXによって通常のATSプラグインの使用に制限がかかるようなことはありません。

BveEXはその他のプラグインと競合しますか?

一般的なATSプラグインや入力デバイスプラグインとは競合しませんが、軽量化MODなどの内部構造を変更するもの、BveEXと類似の機能をもつものなどとは競合する可能性があります。

BveEXはBVEの実行ファイル (exe) を書きかえますか?」にて説明した通り、 BveEXはBVEのメインプログラムを一切書きかえません。
そのため、従来のATSプラグインと競合することは基本的にありません

一方、軽量化MODなどの内部構造を変更するツール・プラグインとは競合する可能性があります。
また、BveEXの内部実装の関係で、右クリックメニューなど特定の要素を変更するツール・プラグインとは競合します。

BveEXプラグインが動作しません。(データ作者向け)

プラグインが読み込まれる設定になっているかどうかご確認ください。

車両プラグインの場合

車両ファイルの名前を Vehicle_1234F.txt としたとき、次のいずれかのプラグインリストファイルが車両ファイルと同一階層に存在するかどうかご確認ください。

以上のいずれかが存在する場合は、読み込みたいプラグインがプラグインリストで指定されているかどうかご確認ください。

マッププラグインの場合

次のいずれかの構文がマップファイルに記載されているかどうかご確認ください。

BveEx.MapPlugin.Load マップ構文からプラグインリストを介して読み込んでいる場合は、読み込みたいプラグインがプラグインリストで指定されているかどうかご確認ください。

拡張機能の場合

Input Devices\BveEx\バージョン番号\Extensions フォルダ内にそのBveEXプラグインが配置されているかご確認ください。

配置場所や設定が正しい場合

BveEXプラグインの不具合の可能性があります。BveEXプラグインの開発者にお問い合わせください。
BveEX本体の不具合である可能性が高い場合はサポートよりお問い合わせください。

特定のBveEXプラグインが読み込まれているかどうかは、右クリックメニューから表示できる「BveEX バージョン情報・プラグイン一覧」ウィンドウから確認が可能です。

BveEX本体が正しく導入できていない可能性もあります。詳しくはこちら→BveEXプラグインが動作しません。

プラグイン開発者向けQ&A

上のユーザー向けコンテンツ、車両・マップアドオン開発者向けコンテンツも併せて参照してください。

BveEXプラグインの開発に使用できる言語を教えてください。

.NET系の言語に対応しています。

.NET系の言語、具体的にはC#、VisualBasic.NET、C++/CLIなどに対応しています。この他、スクリプトプラグイン機能を利用すればC#スクリプト、IronPython2でも開発が可能です。
それ以外の言語でも、需要の多いものがあれば検討します。

C#スクリプト、IronPython2ではコード補完が働かないため、特に理由がない場合はC#かVisualBasic.NETでの開発をおすすめします。

BveEXプラグインの開発方法を教えてください。

BveEX SDKを参考にしてください。

言語については、特にこだわりが無ければC#をおすすめしています。
C#での開発にはMicrosoft謹製のVisual Studioが便利です (Visual Studio Codeではなく、Visual Studio 2022など年号付きの方です)。
コードの書き方については、BveEX SDKに同梱されている各プラグインのソースコードを参考にしてください。

もしあなたがプログラミング初心者なのであれば、まずはお好きなサンプルプラグインを自分でアセンブリ (dllファイル) にビルドすることを目標にしてみてください。 そして、一度ビルドに成功したら、サンプルを書きかえる形でプラグインを作成していきましょう。
はじめからコードを全て自分で書こうとすると混乱してしまう可能性が高いです。

BveEXプラグインのビルド設定を教えてください。

基本的にターゲットフレームワークは「.NET Framework 4.8」、ターゲットプラットフォームは「Any CPU」でビルドしてください。

x64版、x86版を分けて準備する必要はありません

BveEXと同等の機能を自前で実装すれば、BveEXを使うメリットはないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

一番のポイントは、全てのBveEXプラグインは「BveEX」という共通規格の上で動作するということです。これには非常に大きなメリットがあります。

他のプラグインと競合するリスクを最小限に抑えられる

複数のプラグインが同時にBVE本体の機能へ介入すると、一方のプラグインにとって、他方のプラグインがどのような形でBVEに介入しているかは一切分からないわけですから、 どうしても処理が競合して正常に動作しない可能性を捨てきれません。

特殊な動きをするプログラムを全てBveEXプラグインとして実装すれば、このBVE本体の機能へ介入する部分がBveEX本体のみに一本化されます。 これによって、プラグイン同士が競合するリスクを極限まで抑えることができるのです。

プラグインの種類に関わらず、同一のフォーマットで記述できる

車両プラグイン、マッププラグイン、拡張機能のいずれであっても、プラグインの書き方は基本的に変わりません。
このため、全く新しい領域のプラグインを開発する場合でも学習コストを低く抑えることができます。 これもBveEX本体が手厚いラッパーの役割を果たすからこそ実現できることです。

BVE本体のバージョン間で一定程度の互換性がある

BVE本体のメンバーの名前はバージョンによって変動する可能性があります。 よって、ブリッジを自前で実装している場合、BVEのバージョンが上がる度にプラグインを更新しなければなりません。

BveEXではBVEのバージョンに追随できるように実装されているので、BVEのアップデートに対応する手間を全てBveEXへ丸投げすることができます。

さあ、あなたも始めてみませんか?

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